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From:プレ達 櫻井俊輔

”にて”ってなんだかわかります?

私は、”にて”で怒られたことがあります。

”にて”とは、

忘年会は近所の居酒屋”にて”行います。
メール”にて”ご連絡します。

の、”にて”です。

2008年頃、P庁に通っていました。
P庁のシステム開発全体を管理するチームの一員として、
40以上のシステム、年間300以上のプロジェクトの
進捗状況や課題発生状況を
毎週、P庁のエライ人に報告するという仕事をしていました。

毎週金曜日の16時。

P庁のシステム開発関連を
取りまとめる班長さんに
報告書にもとづいて、報告する。

そのため、毎週、毎週
金曜日16時に向けて
10枚程度の報告書を作成していたんです。

その仕事内容は、
取材して、まとめる記者のようでした。

短時間で効果的に情報を収集したり、
事実を端的にまとめたり、
この仕事で学んだことはたくさんあるのですが、
それは、またの機会に。
報告書をP庁に持って行く前に、
事前に内部レビューを受けます。

そのレビューを担当していたのが、
D社のエリート社員二人。

一人は東大出で、思考が切れる30代後半の方。
もう一人も、東大出身。
しかも、文学部系で言葉の扱いに長けている
40代後半の女性。

この二人のうち、若い方に”にて”で怒られたんです。

「”にて”を使うな!」

と。
そんな風に怒られて、理解できます??

彼いわく、

「格助詞”にて”は、
場所を表したり、時を表したり、
方法を表したり、理由を表したりと
一つの言葉で複数の意味が取れる。
相手に対して、正確な情報を
伝えられないから”にて”を使うな」

ということらしいです。

「格助詞って。
高校生以来、20年ぶりぐらいに
聞きましたよ〜」

この二人のレビューは、
”てにをは”などの助詞について、
よく指摘をされました。
あと、句読点ですね。

指摘の観点は、

  • 言葉を正確に扱っているか
  • 相手に誤解を与える表現をしていないか
  • 解釈が複数になるような言い回しではないか

が主でした。

毎週、この厳しいレビューを受けるという生活を
2年近く過ごしました。

辛かったですけど、
かなり文章力が向上したので、
結果、オーライですかね。
P庁の班長さんも言葉に厳しかったですね。
まあ、官公庁系は文書社会ですからね。
班長さんからは、
「等」について、突っ込まれた記憶があります。

なんて突っ込まれたかわかりますか?

 
PS.
櫻井は、以前、本を執筆する際に
「てにをは辞典」なるものを購入しました。
 
PPS.
いまでは”にて”をよく使ってしまいますけどね・・・


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