今日から読書週間ということで、新聞の朝刊に
二宮金次郎
を題材にした記事がありました。
金次郎は、江戸末期に、荒廃した農村の復興に奮闘した方です。
最初のころは、その土地の村人との人間関係がうまくいかず、失敗続きだったそうです。
なぜ、人間関係がうまくいかなかったのか?
そのキーワードが「半円の見」です。

金次郎は、当初、自分の側からした物事を見ない状態だったそうです。
「自分の側のみ」まさに「円の半分」しか見ていなかったわけですね。
私たちの日頃のコミュニケーションでも「半円の見」になっていることって
多くありませんか?

自己の言いたいことを一方的に言ってしまう…
相手の立場や想いは気にしない。そしくは、あえて無視してしまう…

それでは、最初の頃の金次郎と一緒で、人間関係がうまくいくはずがありません。
金次郎はその後どうしたのか?

金次郎は、その後
「一円の見」
で、物事に臨みます。
視点を変えて、村人たちの立場で、物事を見るようにしたら、
まったく別の見え方が広がっていたことに気づき、
それぞれの立場で全体を見ながら考える。

「一円」=「まんまるの円」

を意識して、すべての角度から物事を見る。
コミュニケーションにおいて、相手の立場を意識するということが
大事だといつも書いていますが、金次郎もその境地で自分の志を全うしたんですね。